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フランキンセンス(乳香油) Frankincense

名称 フランキンセンス(乳香油)
英名 
和名 オリバナム 
学名 Boswellia carterii
香りの特徴
   ウッディで少しスパイシーな深みのある香り 森林浴に似たリラックス感を

 かつては金に等しい価値をもっていたフランキンセンス。その謎めいた古代の香りは、アロマテラヒストや瞑想家などから高い評価を得ています。

 フランキンセンスは乳香とも呼ばれ、アラビアや東アフリカ原産のボスウェリア(和名ニュウコウジュ)という低木から採取されます。フランキンセンスのエッセンシャルオイルがとれるゴム樹脂を産出する25種類の木のうち、最も多く利用されているのは、主にソマリアやオマーン、エチオピアに分布するボスウェリア・カーテリーとサウジアラビアのボスウェリア・トゥリフェラの2種類です。

 南アラビアでは、乾燥して岩の多い渓谷のあちらこちらにニュウコウジュ(樹高3〜7m)が広がっています。この地に生きる遊牧民族は数千年もの間、この樹皮を切り開き、乳白色の樹脂を集めながら砂漢の旅を続けました。樹脂液は褐色またはオレンジ色で涙形に固まり、大きさは豆粒とクルミの中間くらいになります。

 古代エジプト人は、神秘の国ブント(ソマリアにあたるとされる)から、膨大な量のフランキンセンスを輸入していました。 彼らはそれを、薫蒸剤や祭儀に使うお香等として使っていたのです。

 さらには古代ギリシャ・.ローマ、バビロニア、ヘブライの人々の宗教や私生活においても重要な役割を果たしました。
 現在も、ユダヤ教の安息日の儀式で、神への捧げ物の一部であるお香の主な材料に利用されています。
 また、フランキンセンスは、ローマカトリックやギリシャ正教の教会で焚くお香の主な材料としても使われてきました。昔は心配や悲しみ、恐れなどの感情が、室内空間に悪影響を与えると考えられていました。 お香は、人々が教会や寺院に残していく感情を、心霊的、エネルギー的に浄化するために使われていたのです。
 

フランキンセンス(乳香油 Frankincense)
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