グルコサミンは糖とアミノ酸が結びついた天然の代表的なアミノ糖です。
ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸、ケラタン硫酸、ヘパリン、ヘパラン硫酸といった、総称としてグルコサミノグルカンと呼ばれる成分の構成成分です。
これらグルコサミノグルカンは,いずれも分子量数万の直鎖状の硫酸化多糖鎖です。
糖鎖の大部分を占める領域はいずれの場合もウロン酸(D-グルクロン酸またはL-イズロン酸)とアミノ糖(D-ガラクトサミンまたはD-グルコサミン)で構成される二糖単位が数十回繰り返した構造をしており、二糖繰り返し領域と呼ばれています。
体内では,このグルコサミノグルカンとタンパク質が結合したプロテオグリカンの形で存在し、主要な組織や結合組織(器官の間,組織の間を結合したり,支持したりする組織)などに広く分布します。
コラーゲン線維、水分などと組み合って強度、柔軟性、弾力性に寄与しています。
グルコサミン → グルコサミノグルカン+タンパク質 → プロテオグルカン
・ヘパリン
・ヒアルロン酸
・コンドロイチン 等
つまり、身体を形づくる重要な栄養素の一つがグルコサミンです。
人間や動物は、通常の食生活のなかの魚や肉など食物から、このグルコサミンをグルコースとグルタミンより体内で常に合成していますが、加齢に伴い、その合成能が衰えてきます。 例えば,グルコースをへてグルコサミンから体内合成されるコンドロイチンは25歳を過ぎると急激に生産能力が低下し,必要量の20分の1程度になるといわれています。
弾力のあるみずみずしい肌を保持するためには,表皮や真皮層の細胞がいつも健康でなくてはなりません。 赤ちゃんのお肌は何とすべすべし,みずみずしいのでしょうか。
私たちの体は,赤ん坊のとき80%あった水分が,老齢になると50%の水分を保つに過ぎなくなってしまいます。 弾力のあるみずみずしい肌を保持するためには,不足するグルコサミンを補ってやる必要があります。
ヒトは魚や肉などに含まれるプロテオグルカンを摂取していますが,プロテオグルカンはヒトの消化酵素では分解されないとされています。
コンドロイチンやヒアルロン酸等のグルコサミングルカンの分子量(分子の大きさ)は数万であるのに対しグルコサミンは215とはるかに小さいもので,動物から取り出されたコンドロイチンやヒアルロン酸を服用しても,分子が大きく消化吸収されにくいといわれています。
しかしグルコサミンは経口服用しても効率よく吸収され,体内代謝によりお肌に必要な人間のコンドロイチンやヒアルロン酸になります。
グルコサミンが経口服用されると約26%が消化管から急速に吸収され,服用20〜30分後に血液中で蛋白質と結合し,8時間でピークに達し,肝臓,腎臓,関節組織やその他の多くの組織にも移行していることが,14Cで標識されたグルコサミンを用いた試験により確かめられています。
グルコサミンは天然物であるカニやエビの甲殻からとられるキチンを加水分解処理して得られる甘味のある白色の結晶の栄養素です。これを長期間摂取しても副作用などの有害性がないことが明らかになっています。 急性毒性試験や変異原生試験でも安全なことが確認されています。
グルコサミンは腸管吸収率の高さなどのデータからもコンドロイチンやヒアルロン酸に代わる極めて有用な成分と言えます。
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