メシマコブは、キコブタケの仲問に属する多年生のサルノコシカケで、学名をフェリナス・リンテウスと言います。その多くは、桑の古木やブナ・シイなどの木に寄生し、直径30センチの大きさに成長するまで20-30年もの歳月を要すると言われます。
傘の表面は黒-褐色、内側のひだに独特の黄-茶色の剛毛が見られます。メシマコブの名は、長崎県男女群島の女島(めしま)に自生する桑の木にコブ状に寄生するキノコであることから名付けられました。日本や東南アジアをはじめ、オーストラリア、北アメリカなどに広く分布しますが、自然界での発生が少なく、採取することは難しくまた、栽培も極めて困難であることから、長い間、幻のキノコの異名をとってきた大変貴重なキノコです。
天然メシマコブ子実体メシマコブは、漢方では「桑黄(そうおう)」と 呼ばれて使用されてきましたが、しかし桑黄の全てがメシマコブという訳ではなく、メシマコブの名前の由来となった、長崎県の女島(めしま)で自生していたものと同種のキノコをメシマコブと呼んでいます。
その優秀性については、以前から一部では知られていましたが,子実体の人工栽培は、たいへん難しく、安定供給ができないため商品化が遅れていました。
<菌糸体培養と子実体>
キノコの場合 菌糸体とか子実体という言葉が出てきますが、子実体はキノコの上の傘の部分で、私たちが見慣れている一般にきのこと認識されているものです。
菌糸体は子実体の根本から土壌や樹木等の中にのびていく糸状のものです。
メシマコブでも子実体ではなく菌糸体のものもあります。 この菌糸体のものは、キノコではなくタンク内で培養された菌の固まりです。つまり メシマコブ菌糸体とは、人工的に菌糸体培養されたものであり、菌糸体培養品は自然産の子実体とは栄養成分や、性状が異なります。また、菌糸体培養品は、エキスを抽出する場合、培地の成分も菌糸体とともに抽出されるので不純物が混入されることになります。
メシマコブ子実体は、昔から食用の経験があり長く利用されてきたため安心で、また天然のキノコの成分を、そのまま摂取できます。
人の手をかけて、最適な自然環境下で栽培した子実体であれば、品質にばらつきが少なく、有用成分の含有量も多いことが判っています。
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